東京都江戸川区|シックな黒砕石でぬかるみゼロ!メンテナンス負担を激減させた砂利敷きリフォーム

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施工後

施工詳細

都道府県

東京都

市区町村

江戸川区

施工事例

砂利・防犯砂利

東京都の東端・江戸川区は河川が多く、地下水位も比較的高いため、雨が続くと敷地がすぐに湿気を帯びます。本事例の施主さまも、隣地が畑というロケーションから“雨→土の跳ね返り→外壁の汚れ→掃除の手間増”という負のループに長年悩まされていました。特に写真の通路は建物の北側で日当たりが悪く、足元はぬかるみ、夏場には蚊が大量発生。さらに、給湯器やエコキュート、エアコン室外機といった設備類が集中しているため、メンテナンス時に膝が泥に埋まり作業性が極端に低下していたのです。

 ご相談をいただいた際、最優先課題は「排水性の向上」と「雑草対策」であると判断しました。表土を平均120 mm掘削し、粒径40 mmの再生砕石で路盤を形成。プレートコンパクターでしっかり転圧し勾配を調整して、基礎側からフェンス側へ1/50の自然勾配を確保します。次に、不織布タイプではなく高密度ポリエステルの防草シートを採用し、30 cm幅で重ね貼り+ステンレスピン固定。これにより10年以上の防草効果を保証できる仕様です。

 仕上げ材には“黒曜チャート系”のチャコール砕石(粒径15〜20 mm)を5 cm厚で全面敷設。写真で見られる漆黒の質感は高級天然石にも劣らず、白い点検ハンドホールとのコントラストで視認性も向上します。転圧は二度掛けし、歩行時の沈み込みを最小限に抑制。踏むとジャリッと音が鳴るため、防犯面の安心感も得られるという一石二鳥の効果を狙いました。

 通路の外周にはCB(コンクリートブロック)の笠木を改めて据え直し、フェンスとの間に隙間ができないようモルタルで丁寧に充填。これにより砕石が流出せず、“雨でぬかるむ通路”から“半永久的に形を維持するメンテナンスフリー床”へとアップグレードされました。また、設備機器の架台部にはコンクリート平板を敷いてレベルを統一し、将来の交換作業もジャッキアップだけで済むよう配慮。

 施工は掘削・路盤整正・防草シート敷設・砕石投入まで含めて2日間で完了。完工後、施主さまが最初に驚かれたのは“静かな水はけ”でした。台風直後でも通路に水たまりがなく、砕石が深く沈んだことで歩行時の安定感も抜群。「汚れが付着しにくいから外壁洗浄の回数が減った」「蚊が激減して子どもが庭で遊びやすくなった」と生活面の変化をご実感いただけました。さらに、夜間の見回り時には足音で侵入者を察知できる安心感も得られ、「黒砕石にして正解だった」とお墨付きをいただいています。

 江戸川区は海に近く塩害・湿害リスクもありますが、本砕石は硬質で変色が起こりにくく、定期メンテナンスは年1回の表層均しのみ。狭小通路でも“色選び”と“排水設計”を最適化することで、長期的な快適性と資産価値を高められる――それがこの砂利敷きリフォームの大きな学びです。もし同様の立地条件で泥はねや雑草にお困りなら、ぜひ本事例を参考に黒砕石による通路リメイクをご検討ください。

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