東京都杉並区|テラコッタ×ブラックで魅せる!雑草・泥はねを防ぐ彩り砂利リフォーム

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施工詳細

都道府県

東京都

市区町村

杉並区

施工事例

砂利・防犯砂利

都心に近い杉並区の住宅街は敷地が限られており、建物と隣家の間の通路はどうしても細長く暗い印象になりがちです。今回ご依頼くださった施主さまも、「横幅はわずか1 mほど、しかも北側に面しているため日当たりが悪く、雨のたびにぬかるんで泥が外壁に跳ねあがる」というお悩みを抱えておられました。加えて、小さなお子さまが庭の芝生で遊ぶ際にこの通路を行き来するため、足元が汚れやすく、雑草や苔で滑って転倒するリスクも心配の種。さらに杉並区特有のやや粘土質な土壌は水はけが悪く、梅雨時には長期間ジメジメした状態が続き、衛生面でも不安が残っていました。

 そこで当社がご提案したのが、「機能」と「景観」を両立させる2色砂利プランです。通路の手前には温かみのあるテラコッタカラーのリサイクルレンガ砕石を、奥にはシックなチャコールグレーの砕石を敷設し、視覚的なリズムを生み出しつつ用途別にゾーニング。まず既存の表土を平均10 cm掘削し、透水性砕石で路盤を整正。その上に防草シートを端部まで丁寧に重ね貼りし、雑草繁茂を10年以上抑制できる仕様としました。

 テラコッタゾーンは住宅のレンガ調外壁と調和し、訪れる人を明るく迎える“アプローチ”として設計。踏みしめたときのクランチという軽快な音が防犯砂利としての役割も果たします。一方、奥のチャコールゾーンは排水点検口や室外機のメンテナンススペースを兼ねた“サービスヤード”。暗めの色で汚れが目立ちにくく、転圧を強めにかけて歩行時の沈み込みを軽減しました。敷地奥には人工芝を敷き、子どもが裸足で遊べる緑のワンポイントを配置。テラコッタ→ブラック→グリーンという色のグラデーションが奥行きを生み、わずか10 mほどの通路が視覚的に広く感じられるようになっています。

 施工中は土埃が近隣に飛ばないよう散水しながら掘削を行い、車が入れない狭小地でも静音型プレートコンパクターを使用して騒音を最小限に抑制。工期は掘削・路盤整正・防草シート敷設・砕石投入・転圧までを含め、わずか2日間で完了しました。完成後、施主さまは「雨上がりでも靴底が汚れずに済む」「外壁や基礎への泥はねがなくなり掃除が楽になった」と満足されたご¡子。お子さまは色の違う砂利を踏み分けながら通路を走り回り、楽しげな足音が家族の暮らしに彩りを添えています。

 また、杉並区は都市部ながら意外と蚊が発生しやすい地域ですが、ぬかるみが解消されたことで水たまりができにくくなり、害虫発生リスクも大幅ダウン。メンテナンスは年1回、熊手で表層を均すだけと簡単です。通路の景観と機能性を同時に高めたい――そんな方にとって、本事例は“狭小地でも色選びと材料を工夫すれば暮らしが劇的に快適になる”ことを示す好例と言えるでしょう。

 今後は季節ごとにテラコッタ砕石に光が当たり、朝夕で表情が変化します。天然石ならではの温もりが住まいの印象をぐっと引き締めるだけでなく、家族の思い出を刻むキャンバスとして経年変化を楽しめる――それがこの砂利敷きリフォームの最大の魅力です。

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