東京都立川市|狭小アプローチでも快適動線!スタイリッシュサイクルポートで自転車を雨風からガード

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施工後

施工詳細

都道府県

東京都

市区町村

立川市

施工事例

サイクルポート

新築からまだ一年も経たないI様邸。立川市特有の細長い敷地形状で、玄関ポーチまでのアプローチ幅はわずか1.2mしかありませんでした。ご家族が毎日使う自転車2~3台はいつも玄関前に並べるしかなく、雨が降る度にサドルが濡れてしまい、朝の通学前にタオルで拭き取るのが日課になっていたそうです。さらに、南面道路から吹き上げる風が強く、転倒や飛散も心配されていました。「駐輪スペースに屋根が欲しいけれど、限られたスペースで玄関動線を塞ぎたくない」というのがI様の一番の悩みでした。

そこでご提案したのが、敷地の形状に合わせて柱位置を前後段違いに配置する奥行延長タイプのサイクルポートです。敷地境界のメッシュフェンス内側に収まる寸法で設計し、玄関前ステップとも干渉しないよう基礎位置をミリ単位で調整。柱をコンクリート躯体にケミカルアンカーで固定し、風速38m/秒相当まで耐えられる仕様としました。屋根材は熱線遮断ポリカーボネートのクリアマット色を採用。直射日光を和らげつつ、北側隣家への採光も確保できるため、日中も玄関周りが暗くなりません。

外観デザインは建物のブラウン×グレートーンのサイディングに合わせ、フレームをダークブロンズでコーディネート。1階サッシとの水平ラインを屋根勾配とリンクさせることで、後付け感を抑えました。また、玄関ポーチと高さを揃えたことで、雨の日でも傘を畳むタイミングが屋根下で完結し、濡れずにドアの施錠・開錠が可能になりました。

施工は既存アプローチと同じ土間コンクリート仕上げを活かすため、コア抜き工法で最小限の開口を確保。打設済みスリットや排水勾配を崩さずに柱を埋設し、モルタル充填後に同色の化粧石を散らして補修跡を目立たなくしています。たった半日で組み立てが完了したため、ご家族の生活動線への影響も最小限でした。

完成後、I様からは「今までは雨のたびに玄関が濡れてストレスだったけれど、今日は子どもが『ペダルが乾いてる!』と喜んでいました」と嬉しいお声をいただきました。朝の自転車準備が楽になったことで通学時間に余裕が生まれ、玄関周りの見た目もスッキリ。さらに、サイクルポートが目隠し代わりとなり、玄関ドアを開けたときの視線も柔らいだとご好評です。

狭小敷地や変形地であっても、動線とデザインを両立したサイクルポートなら毎日の「困った」をスマートに解決できます。当社では立川市をはじめ多摩地域での実績を豊富に持ち、風荷重・敷地条件・ご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。雨に濡れない快適な自転車ライフをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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